映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

中村誠 監督「チェブラーシカ」1373本目

この映画の続編が日本で作られると聞いて、そもそもそんなのあったんだーと思ってこっちを借りてみました。
カワイイ。切ない。ダメだ。つまりチェブラーシカだ。

アニメの作り方も、今回のはかなりCGを使ってるのでは?と思うけど、まったく違和感ないです。
ストーリーは、元のアニメはもっとシュールでいろいろとみんな困窮していて救いのかけらもないので、それに比べるとハッピーで普通に可愛くハッピーエンドという違いはあります。
といっても、今のロシアで作っても、むかしよりはハッピーで前向きなストーリーになるんじゃない?
社会批判の度合いが強かろうが弱かろうが、見たときに感じるものがいちばん大事。

この路線でいいんじゃないでしょうか・・・とわたしは思います。
だっていまどき、「僕なんだかわからないから友達になってくれない?」なんてダイバーシティは暖かく受け入れられるのがご時世だし。。。