「悪人」で大いに感動した李相日監督の、初期の作品。
ちょっと構成が複雑で、すぐ筋を見失ってしまって、解説を読みながら見ました。
父を殺した、父が殺された、父が死んだ、といった言葉を、本当と嘘を織り交ぜて何人もの人が口にするので、あれ、この子の父って誰だっけどうなってたんだっけ、等々。
よしあしを判断できるほどちゃんと理解できなかったけど、沢木晢(なんと今は完全に芸能界から足を洗って税理士!)や麻生祐未の演技がとてもよかったです。村上淳はもうちょっとダラダラなほうが好きかも。(この映画ではわりとポジティブ)
それにしても、今回ずっと見てる日本の新進気鋭監督の作品って、同じ人がいっぱい出てるなぁ。それも、続けて見てると筋を見失う理由のひとつでは・・・。
都はるみがタクシーに乗っててびっくりした!