1986年の作品。
「パターソン」がよかったので、ジャームッシュ監督の昔の作品を見直してみようという趣向。
トム・ウェイツが若くてぴちぴちしてらぁ。この時38歳。こんな時期があったなんて信じられない。昔からおっさんだったはず。
改めて、「パターソン」の後に見てみると、監督にとって日常はルーティンの連続(割とそれを愛してるとはいえ)で、それに飽きたりトラブルが起こったりしたときに、異文化が光を持ってやってくる。この映画では「ライフ・イズ・ビューティフル」の太陽を持ってやって来たロベルト・ベニーニがそれです。※なんと、ダウンバイろーの方が10年も早いけど!
最近、いい年になってからは、映像がスタイリッシュかどうかも大切だけど、それよりも情感とかの方が気になるようになって来た。若い頃にこの映画を見たときは、かっこいい〜〜しか思わなかったかもしれないけど。
「ザック」と「ジャック」って、イタリア人には区別して発音しづらい名前なのかな。
かっこいい映画としてより、優しいコメディとして、いいなと思った。
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